しじみが肝臓に良い理由

しじみには肝臓にいいとされる成分がいっぱいです。
二日酔いの症状を緩和してくれるタウリン、肝臓の機能を正常に保ってくれるメチオニン、肝臓機能の回復を早めてくれる良質のたんぱく質、脂肪肝の予防になるビタミンB2とB12などがあります。

 

なかでもいいのは肝臓機能に直接関わってくるのはオルニチンです。
二日酔いにしじみが効くというのはオルニチンが豊富なことが一番の要因です。
オルニチンは遊離アミノ酸の一種です。
遊離アミノ酸はタンパク質を構成する20種類のアミノ酸とは違うものです。
遊離という名前から想像できるように、タンパク質と結合せずに血液の中を循環しています。
このオルニチンが重要な役割を果たすのがオルニチンサイクルと呼ばれるものです。
摂取したオルチニンは腸で吸収された後、筋肉や腎臓、そして肝臓に移行します。
肝臓に移行したオルニチンは、解毒を促すオルニチンサイクルの一員となります。
名前がついていることでもどれだけ重要な役割をしていることがわかります。
オルニチンサイクルは肝臓に送られた毒素を分解する工場のようなものです。
肝臓内に送られた毒素であるアンモニアを一度尿酸に換え、尿酸を腎臓で尿素に換えて腎臓で濾してから体外に排出するという仕事を毎日休まずこなしています。
尿素になったあとオルニチンは再生されます。

しじみに含まれるオルニチンは肝臓にとって欠かせない成分

このサイクルが活発になれば、毒素がどんどん外にでていきますから、健康にも美容にもいいというわけです。
オルニチンサイクルを活発にするためには、やはりオルニチンを増やすことです。
それは有毒なアンモニアを無毒な尿素にするためには、アンモニアが肝臓の中のオルニチンと反応する必要があるからです。
では、オルニチンを増やすためにはどうしたらいいでしょうか
オルニチンは体内で製造することができるアミノ酸です。
1日に必要な量は500ミリグラムから1000ミリグラムとされています。
ただし目的によって量が変わります。
一度にとっても、体内に蓄積することはないので平均的にとったほうがいいようです。
オルニチンが不足すると、疲労が蓄積されたり、睡眠障害がおきたりと健康に大きな影響がありますので食事などで外から取ることも必要です。
食事に取れる量には限りがありますから、サプリメントで補うのが簡単です。

 

肝臓は500もの仕事をこなしてくれている働きものです。
なのに、病気が悪化するまで症状が表に現れず、沈黙の臓器とも呼ばれていますから大切にしてあげましょう。