しじみは冷凍した方が良い理由

体に良く、毎日でも食べたいしじみですが、貝類でいたみやすく保存が効かないイメージがあります。
梅雨時などは食中毒も心配ですから、冷凍して長く保存できたらうれしいですね。

 

食材は冷凍すると味も栄養価も落ちるのが普通です。
でも、しじみは逆に冷凍すると味も栄養価もアップするというのですから不思議ですね。
冷凍するとしじみにふくまれるオルニチンの量が通常の8倍になります。
オルニチンは肝臓の働きを助けてくれ、疲労回復や二日酔いの防止、改善に役立つと言われ、美肌への効果も期待される成分です。
冷凍するとしじみの身の細胞が壊れます。
壊れたところからしじみの旨味成分であるグルタミン酸やコハク酸が外へ流れ出ます。
そのため、旨みをより強く感じるのです。
冷凍すると味がよくなると言われるのはこのためです。
マイナス4度がいいとされています。

冷凍する手順

冷凍するときもまず砂抜きをします。
水に対して塩1%を目安に海水の濃さの塩水を作ります。
平らな容器にしじみ同士が重ならないように並べ、しじみの頭が少しでるくらいの水を入れます
常温で暗いところにおいて砂を吐ききるのを待ちます。
砂抜きが終わったらしじみ同士を擦り合わせるようにしてよく洗い、水を切ります。
次に空気中に数時間放置します。
水の中で生活しているしじみにとって水のない空気中は無酸素状態になります。
しじみは強いストレスを感じ、旨味成分のコハク酸を出してくれます。
夏場は腐る心配がありますから冷蔵庫にいれたほうがいいでしょう。
冷凍用の食品保存袋に1回分ずつ小分けして入れたら冷凍庫に入れて終了です。

冷凍しじみの保存期間・賞味期限

しじみは冷凍すると1カ月から2月カ保存できます。
冷蔵だと3日から1週間くらいしか持たないと言われていますから最大で20倍長持ちするということですね。
美味しく食べるなら1カ月が目安です。
市販されている冷凍しじみでは賞味期限が90日間というのもあるようです。
真空パックになっているかどうかでも違いがあるのでしょうが、意外と日持ちする食材ですね。
調理して口が開かないものは砂抜き前に死んでいたものなので食べられません。
口が開けば生きているから腐っていないということですね。
一度解凍したものをもう1度冷凍するのはNGです。

 

真水に漬けて水ごと冷凍してもOKなので、タッパーなどの保存容器に水ごと入れて凍らせ、調理のときはそのまま使います。
短時間で冷凍した方がいいので急速冷凍できる冷蔵庫なら利用しましょう。